上海にあるEspressif社製の無線LANモジュール
同じくEspressif社製の無線LANSoCであるESP8266EXを使用している
ESP8266EX + アンテナ + ファームウェア用フラッシュROM = ESP-WROOM-02
公式HPより:燦然と輝く技適マークがまぶしい |
データシートより抜粋:9割方ESP8266EXで構成されている |
・基本的な機能
Wi-Fi規格での通信
無線LANルータ等に接続してクライアントとして通信
アクセスポイントとして他のWi-Fi機器を複数接続可能
ESP-WROOM-02への命令/情報の取得などはシリアルポート経由で行う
Arduinoなどに簡単に無線LAN機能をアドオンできる
・ファームウェアの書き換え可能
SDKが公開されており、ユーザーによるファームウェアの書き換えが可能
ESP-WROOM-02は制御可能な数本のGPIOを持つため
『無線LAN機能付きのワンチップマイコン』のように使うことができる
→実際に使ってみた
・注意点
・十分な電流が供給されないと正常動作しない
平均80mAとの表記があるが、無線通信時にはもっと必要(max170+αmA程度?)
ボタン電池やArduinoの3.3Vピンなどからの給電では無理
USB-シリアル変換機のVCCもおそらく無理
前のメモでスイッチサイエンスの変換機FTDI USBシリアル変換アダプター
を使ったが、これが流せるのは50mAまで
レギュレータ使って3.3Vを作る場合は定格電流に気をつけること
レギュレータの定格は絶対的なものではないので過電流でも動く場合がある
ただちに破壊はされず、ダメージが蓄積していくので性質が悪い
データシートより抜粋:イニシャライズ時に即通信しようとするので注意 |
・上記の『基本的な機能』もファームウェアで実装されている
ユーザーが作ったミニマムなファームウェアではこれらの機能は失効する
(例:Lチカのスケッチを書き込んだらそれ以外の動作はしない)
・デフォルトファームウェアへのロールバックは公式フォーラム参照
ファームウェアの書き込みツールと書き込みイメージが公開されている
・類似品がたくさんある
名前にESPが入っているものは全部ESP8266SoCを使った類似の製品
基板サイズやインタフェースの違いによるバリエーションモデルの模様
技適は無いので大っぴらには使えない
ESP-13の技適を取ったものがESP-WROOM-02らしい
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