2016年12月19日月曜日

ポケモンGOPlusをエネループで動かす:実用編

続:ポケモンGOPlusをエネループで動かすの続き

前回作成したものはかさばって不細工であった
今回はコンパクトかつ実用的なものを作成した


2017/10/23追記
 その後使用中にショートが発生したため修理/改修している
 初出の内容では電池BOX周りが危ないので改修記事も参照のこと

  ショートしてあやうく大惨事のメモ
  ポケモンGOPlusをエネループで動かす:改修編

注意点

・GOPlusを分解、改造するため技適の問題を抱えている
以下、(建前上は)電波暗室などで使用するものとする

・完成後に十分な時間動作検証が行われていないので不具合を抱えている可能性がある
(特にエネループ2本駆動部分/終止電圧付近の動作、電池の個体差など)

・改造したGOPlusでのプレイはゲームの規約に反する可能性がある
BANされても文句は言えない

概要と外観

以下の施策でGOPlusのエネループ駆動および自動化を実現する

・GOPlusを改造
CR2032アダプタと電池BOX(単4電池2本)を作成
・これらをケースに収める

今回の作例(左)と前回の作例(右)
中身/今回はエネループ2本運用かつ変圧回路無し


前回からの変更点

・本体の改造が必要
→前回と異なり元には戻せない
 (ボタン電池動作には戻せる)

・ケースによるボタン押しっぱなしをヤメ
→本体の改造により自動化されるため

・変圧回路(3.6V→3V)を削除
・エネループを3本→2本に変更
→本体改造により2.4V駆動が可能になったため

材料と工具

・ポケモンGOPlus本体

・Y字ドライバー
→1.8mm径を使用したが正しいかどうか不明
かなりナメやすいので注意

・ハンダごて
→精密用を推奨

・アダプタの心材、銅箔テープ、樹脂製両面テープ、線材、両面テープ
→CR2032アダプタと電池BOXの端子の作成、組み立てに用いる

・ケース(タカチ製TW5-2-7
→これが今回のキモ
内寸の横幅が単4電池の長さとほぼ同じ
内寸の高さがGOPlus(裏蓋を外した場合)の高さとほぼ同じ

樹脂テープはダイソーで購入


GOPlusの改造

・Y字ネジ(3点)を外して分解
・モータ(振動用)を去勢
・モータの配線をボタン端子にハンダ付け
・基板を元のケースに戻してネジ止め

LEDも去勢しようとしたが細かすぎて断念
モータを取り外すのはGOPlus動作時のピーク電圧を下げるため
無改造の状態ではエネループ2本ではギリギリ正常動作しない
本体との接続に成功しても捕獲時など負荷が高いところで切断されてしまう

スイッチなどで切り替える方法もあるが、自動化してしまえば振動は不要なので削除した

切断したモータの配線をボタン端子にハンダ付けする
これでポケモン(ポケストップ)発見時の振動がボタンの押し下げとなり、自動的に捕獲できる
(自動化については他サイトで散々既出なので省略)

CR2032アダプタと電池BOXの作成

・CR2032アダプタを作成
・ケースを加工して電池BOX部分を作成

アダプタを本体に収めたところ
端子(1)/絶対ショートしないようにすること
端子(2)/こちらは配線不要、-側を盛り上げるとよい
アダプタの作成方法は以前のメモを参照

電池を収めるスペースを稼ぐため、ケースの片側のネジ穴はすべて切り取る
ケースに単四電池を収めると左右1㎜弱程度の隙間ができる
この隙間を樹脂テープを使って埋め、その表面に銅箔テープを貼って端子とする

アダプタと電池BOXの端子に線材をハンダ付けして結線する

組み立て

GOPlusにCR2032アダプタをはめる
(GOPlusの裏ブタは使わない)
ネジ穴を切り取った側のヘリに両面テープを貼る
ケースにGOPlus、単4電池2本を収めてケースのフタを閉める
中のGOPlusのボタンが押されない程度にネジを締める
→ここを浮かせておくことでフタごとボタンを押すことができる
自動化しても接続時には必ずボタン押しが必要
この工夫が無いと接続毎にフタを開けるか、ボタン用の穴を加工しなければいけない

こんな感じ/上側のネジはネジ頭だけ接着したダミー
ここがミソ/フタごとボタンを押せる余裕がある

使用方法

ボタン(ケースのフタ)を押すのはスマホとの接続(再接続)時のみ
接続の可否はスマホ側で確認できるのでGOPlusのLEDを見る必要が無い
ポケモンの捕獲、ポケストップ回しはすべて自動化されボタンを押す必要は無い

・電池を含めて最小限のサイズ
・外見上GOPlusを使っているとわからない
・LEDの点滅が外に漏れず、振動も無い
・プレイが自動化されている
・充電池(エネループ)での運用が可能(低コスト/ロングライフ)

とかなり実用的になった


2016年12月10日土曜日

Zenfone3 520KLをFOMA+MVNO運用

通話用に維持していたFOMA用ケータイ(ガラケー)がついにぶっ壊れた
今更ケータイを物色するのもアレなのでZenfone3 520KLを購入して一本化した
以下は通話用のFOMA SIMとデータ通信用のMVNO SIMを運用した際のメモ

Zenfone3 520KL

ASUS製のミドルレンジスマホ
microとnanoサイズSIMを2枚挿しして同時待ち受けが可能(デュアルスタンバイ)

Zenfoneシリーズにしてはルックスがいい

FOMA用SIMのサイズを変更する

FOMA用SIMが標準SIMだったのでサイズ変更が必要だった
手元にあるデータ用SIMがnanoサイズなので標準SIM→microSIMへの変更を行った
(SIMの物理的なカットでも可能だがここでは割愛)

ドコモショップに訪店して『SIMサイズを変更したい』旨伝えるだけで変更できた
現物のSIMを見せていつもの暗証番号を端末に打ちこむだけ
『何に使うのか?』『新しい機種を見せて欲しい』など想定していたやり取りは一切無し
同時にiモードを解約したがウザい引き止めや自社スマホへの誘導とかも無し
いいね!

まごついた点があるとすれば、ドコモではmicroSIMのことをミニSIM(正確にはminiUIM)と呼んでいるところくらいだろうか
microSIMにしてください→かしこまりましたミニサイズですね→いやmicroサイズの…
という禅問答みたいなやりとりがあった

セットアップ

Zenfone3からトレイを引き抜いて2枚のSIMをセットして戻す

設定→もっと見る→モバイルネットワーク→(データSIM側のタブを選択)→アクセスポイント名
からデータSIMのAPNを設定

設定→デュアルSIMカード設定
から通話およびデータ通信をどちらのSIMで行うかを設定

これだけで終了
FOMA側のSIMにデータ通信機能(契約)が存在しないため、設定ミスで凄い額の請求が!みたいなことは絶対に起きないので安心

レビューと雑感

・ミドルレンジ機種だが十分な性能がありサクサク

・いらねえよ…と思っていた指紋センサだがめっちゃ使うしめっちゃ便利
 大画面で頻繁にロック解除パターンを入力する不便さから解放された

・純正カバーで運用しているがこれは好みの問題か
 カメラの出っ張りが解消されること、カバーの開閉でスリープがかかるのは良い
 本体の薄さがスポイルされること、フリップケースなのに素通しのデカい窓があることは×
 閉じて窓から操作することが殆ど無いのでサードの窓無しフリップケースでいいかも

・同時待ち受けはまったく違和感なし
 2枚SIM運用をしているということを忘れる
 同時に通信はできないのだが、通話中にデータ通信することが無いので全く問題にならない
 ゲーム等もそもそも途中で通信が切れる前提で作ってあるので問題が起きない

・ディスプレイは最近流行りの端が曲面になっているタイプ
 フィルムが貼りづらいので良し悪し

・並行輸入品は安いが技適が無いので注意/自己責任で
 Amazonで売られているのはすべて並行輸入品
 また、仕向けによって微妙に対応バンドが異なるので要注意

純正ケースの装着例/丸い窓は完全な素通し

2016年12月3日土曜日

シールド/DIP化基板のスマートな保管方法

ArduinoのシールドやDIP化基板は足高で嵩張って保管が面倒くさい
また、信号線の足が剥き出しなので静電破壊なども怖い

以下はこれらを安全かつコンパクトに保管する方法のメモ

用意するもの

・ハードタイプのファイルケース
樹脂製のファイルケース
保存したい部品が入る程度の厚みが必要
100円ショップのもので良い

・導電スポンジ
ファイルケースの内寸と同程度のサイズが必要
また、基板の足を挿して基板自体を保持できる程度の厚みが必要
必ず導電スポンジを用いること
導電性の無いものを使うと逆に静電破壊を誘発してしまう

・両面テープ
市販の適当なもので良い
導電スポンジは秋月で購入/ケース1つあたり3枚必要

保管用ケースの作成

ファイルケースの内側に両面テープで導電スポンジを貼りつけるだけ
スポンジを貼るのは片側で良い
はがれない程度に適当に貼りつけるだけ

保管方法

ファイルケースに貼りつけたスポンジにシールドやDIP化基板を挿す
静電破壊を防ぎ、外から基板を確認することができてスマートに格納できる
背の高すぎるシールドはダメ
外から見える/ケースを立てても大丈夫

サーボモータSG90破損のメモ

ポケモンGoBotに使っていたサーボモータSG90が複数回破損しており原因を探っていた
以下その結果についてのメモ

サーボモータの使用状況

位置測定を誘発するため、スマホを置台ごと揺らすのに用いていた

バカバカしい装置だが今のところこれが最適
制御はArduinoを使用
30秒周期の間欠動作でスマホの置台を昇降させていた

デフォルトポジション(置台を降ろした状態)
置台を上げた状態

サーボモータの破損状況

制御信号を入れても全く無反応
このときサーボモータの筐体内にある制御用ICが酷く発熱する
(筐体ごしにはっきりとわかるレベル)
分解してもIC以外の破損や摩耗は確認できない

サーボモータ破損の原因

原因は装置の作りにあった

長時間動作を繰り返すうちにサーボモータの角度にズレが発生
→置台を降ろす動作の際、サーボホーンが置台にぶつかってそれ以上動けなくなる
→サーボは本来の降ろした角度を維持しようとするので負荷がかかり続ける
→許容範囲外の負荷が長時間かかることで発熱、ICが焼損する

サーボホーンは置台にぶつかってそれ以上動けない
停止時負荷を減らそうとサーボの角度を置台に接した状態で調整したのが裏目に出た
ズレを許容できる程度のクリアランスを設けて再調整を行った
(本来は誤動作を許容する作りにすべきだが技術不足で無理)

2016年11月21日月曜日

はんだ付けをがんばらない電子工作

はんだ付けは電子工作における大きな参入障壁である
危険で難易度が高くめんどくさい
初心者の心を折るには十分に高いハードルを提供してくれる

以下ははんだ付けの難易度を下げる製品のメモ


・ワイヤを挿したら抜けないブレッドボード

ビスケットボード

挿したワイヤをガチガチに保持する最終プロジェクト用のブレッドボード
ワイヤ抜けによる回路の破損を回避できる


・ブレッドボード互換ユニバーサル基板

ブレッドボードとおなじパターンがプリントされている基板
一番難易度が低い『スルーホールへのはんだ付け』のみで実装可能
片面プリントなのでパターンがハゲやすいことに注意


・プリント基板シール


配線パターンをシール化したもの
必要なパターンを基板の表面に貼りつけることで配線が可能になる
同シリーズには様々なパターンがラインナップされている


・ペーストはんだ


片手ではんだを供給する必要がなくなるので作業の難易度が飛躍的に下がる
ただし糸はんだの方が仕上がりは良い
はんだ付け用ペーストとは別物なので注意

2016年11月14日月曜日

続:ポケモンGOPlusをエネループで動かす他

ポケモンGOPlusをエネループで動かすの後に少し手をいれた
以下関連するメモ


・エネループ3本(3.6V)→3.0V変換に用いたLDOレギュレータについて

3.0V変換はニーズが少ないからか、秋月にはTO-220タイプの製品が登録されていない
マルツから以下を購入
 LDOレギュレータ(出力3.0V)【BA30DD0T】

定格電圧が3.0~25.0Vとなっており、電圧の降下したエネループでも問題無し

コンデンサは秋月の3.3Vレギュレータに付属していたものをそのまま流用
(※本来は容量を計算、精査して選択すること)
秋月のレギュレータは配線図まで懇切丁寧に同梱されているのが嬉しい


・ポケモンGOPlusを固定する方法について

タミヤのユニバーサルプレートにビスで柱を立てて置き台としていたのだが振動時の音が酷い
緩衝材で置き台を作った

レギュレータを交換/配線も整理
硬化後はスーパーボールくらいの固さ
緩衝材はおゆまるを使用
ある程度の量を温め、丸めた状態でユニバーサルプレートに押し付ける
冷めて硬化する前にポケモンGOPlusを押し付けて高さの調整を行う
押しつける際に配線を痛めるのでテープで保護するか、配線の無い円盤に入れ替えること

2016/12/19追記:
 続きのメモ『ポケモンGOPlusをエネループで動かす:実用編』を追加

GOPlusのメモここまで/以下は別件のメモ


・ブレッドボード上に組んだプロジェクトのケースについて

セリアの樹脂製ペンケースがロングサイズのブレッドボードにジャストサイズ
(ただし背の高い部品を挿すとフタが閉まらない)
本体側の素材は穿孔しやすいので電源プラグの埋め込みも楽

以下は位置偽装に用いたESP-WROOM-02を6つ使ったプロジェクトでの使用例
制御用の3.3VのArduino Pro mini互換機を追加している
電源は外付けの3.3V ACアダプタから供給され、ペンケースを開孔してプラグを設けている

ボード連結用のツメを切った方がいいかも
なかなかいい感じ
適度な弾性があるので開口時に割れにくいのが良い
ケースのフタが透明でボード上のLEDなども目視できるのが良い
安くて見栄えが良いのでおススメ

2016年11月13日日曜日

位置偽装用にアクセスポイント情報を外部サイトから取得するメモ

外部機器を用いたスマホの位置偽装では偽装したい場所でフィールドワークを行う必要があった
以下は外部サイトからAP(アクセスポイント)情報を取得することでこの手間を省くためのメモ

取得方法:
ウォードライビングサイトで公開されているAP情報のデータをそのまま流用するだけ
必要な情報は偽装したい場所にあるAPのMACアドレス(BSSID)のみ

・ウォードライビング(wardriving)サイトとは?
ウォードライビング (wardriving) は、自動車などで移動しながら無線LANのアクセスポイント(AP)を探す行為である。(wikipediaより)
この情報を収集、蓄積しているサイトが存在する
住所に結び付く情報であるため、日本では問題になりそうだが海外ではガバガバらしい
大量のデータが普通に公開されている
今回使用したのは下記のサイト
 WiGLE: Wireless Network Mapping

圧巻の情報量
地図の上にAPの位置とBSSIDが直書きされている
位置偽装のためにはBSSID以外は必要ないので都合がよい
デフォルト表示されるサンフランシスコの地図をズームしていくと…



こんな感じでAPの位置とそのMACアドレス(BSSID)がわかる
あとは偽装したい場所にあるAPのBSSIDをメモっていくだけ

地方のデータは乏しい
日本のデータも公開されておりもちろん閲覧可能
京都のデータが異常に多いのは海外からの旅行者が取得したデータだからだろうか


2016年10月31日月曜日

ポケモンGOPlusをエネループで動かす

以下は表題の内容についてのメモ
本体破損の危険もあるので自己責任で

エネループと一緒にケースに収めた作例/3.0Vレギュレータが手元になかったので3.3Vで代用

概要:
アダプタを作成してCR2032電池の代わりにポケモンGOPlusにセットし、電源端子の配線を外に引き出す
この配線に対してエネループの出力を3.0V変換して接続する
 
以上の工作でエネループを用いてポケモンGOPlusを動作させることが可能になる
配線が外に出て取り回しが悪くなるため、ボタン押しっぱなし運用が前提になる

用意するもの:
・CR2032電池と同サイズの円盤(絶縁体)
→アダプタの基材となる
直径20mm、厚さ3.2mm程度の円盤ならば何でもよい
適当なものが無ければ厚紙をくり抜いて貼り合わせればよい
作例では東急ハンズで見つけた20φ3Tのアクリル円盤を使用

・銅箔テープ
→導電素材のテープならば何でもよい
表面加工がしてある場合があるため、かならず表面の導電性を確かめること

画像の円盤は東急ハンズで入手/アクリル製
・線材
→抜き差しを考えてコネクタ付きのものが良い

・電池ボックス
→ここでは単四電池3本用のものを使用
電池やバッテリーは3.0V変換できる範囲ならなんでもよい

・3.0Vレギュレータ(および変換に必要な素子)
→3.0V変換に使用
変換回路については割愛
適当にググろう


作成方法:
・ポケモンGOプラスの電池金具の位置を確認する
基材の円盤に金具に対応する箇所へ銅箔テープを貼る
(+極側に1枚、-極側に1枚貼る)

底面に見えている金具は-極、左上奥に隠れているのが+極
・+極と-極に貼った銅箔テープに対して線材をはんだ付けする
基材が熱に弱い場合は貼る前にはんだ付けすること
(注:画像の作例では-極に赤い線材が使われているので間違えないこと)

表面/-極のテープを折り返して表面ではんだ付けしている

裏面/+極の金具は側面に、-極の金具は裏面に当たる
・アダプタをポケモンGOPlus本体にセットする
電池を適宜変換してアダプタに給電する
(変換回路については割愛)

アダプタをセットした様子/本体に干渉しない箇所に線材を付けること
作例/左上は3.0V変換回路/GOプラスの高さを調整してケースのフタでボタンを押している
TIPSなど:
・本体に不可逆な改造をしないのがミソ
 飽きたらいつでも元の状態に戻すことができる
・ポケモンGOPlusに使われているIC(smartBond DA14580)を考えると3.3Vでも動作する
 作例では3.3Vで実際に動作しているが振動がめちゃくちゃ激しくてウザい
 また、3.0V以下でも動くかも
・作例のアクリル円盤は熱に強いので手早くはんだ付けすれば余裕
・バッテリーや電池はなんでもよいが、変換時のロスや発熱を考えると3.0Vに近い方が良い
→追記と訂正:レギュレータの定格電圧が考慮されていなかった
 作例では使用したレギュレータの定格(4V)を下回っているため、本来の出力は保証されない
 降下した電圧がたまたま許容範囲だった
 3.0Vに近い方が良い、のは正しいが使用するレギュレータの定格以上であること
・アルカリ電池2本で3.0Vを作らなかったのは消耗時の電圧降下特性が急激なため
 (1.5V出力されるのは初期のごく僅かな時間)

2016/11/14追記:
続きのメモ『続:ポケモンGOPlusをエネループで動かす他』を追加

2016/12/19追記:
続きのメモ『ポケモンGOPlusをエネループで動かす:実用編』を追加
もうコイン電池とはオサラバ



2016年10月23日日曜日

Nintendo Switch(NX)発表と株価の変動についてのメモ

10/20 23:00にNintendoNXことNintendoSwitchが発表された
任天堂の株価は発表告知後の10/20に急騰、発表された10/21は急落という極端な動きを見せた
以下はその後付け解説メモ

週足データ:発表の予告があった10/20 9:30に急騰している

・10/20急騰の材料
◎発売延期の懸念が後退したこと
 →これまで『NX』という開発コード以外一切発表が無かったため
  年度内の発売は無理では?という声が大きかった
  発売延期による今期の下方修正が回避できた


・10/21急落の材料
○ほぼリークどおりであったこと
 →夏ごろにリークされた内容がほぼ的中していたため驚きが小さかった
 また、残りのリーク内容があまりポジティブなものではないため(価格など)

○Tegraが採用されたこと
 →TegraはNVIDIAがゲーム向けを狙って展開したものの失敗したモバイル用SoC
  普及に失敗したというネガティブなイメージが強い
  他社の採用事例が少ない(というかほぼ無い)のも不安材料

○思いのほか携帯機寄りであったこと
 →PVの内容、SoCや残りのリーク内容からすると
 『持ち出せる据え置き機』というよりは『テレビに繋げる(高性能)携帯機』が実像に近い
 スペックやアーキテクチャの差分がマルチ展開の弊害となる恐れがある

○3DSとの住み分けが不明瞭であること
 →自社の携帯機とどう住み分けるのかが不明瞭
 現時点ではラインを統合する気もないとのこと
 自社で需要を食い合う恐れがある

○スマホゲーム期待で株価が上がりすぎていたこと
 →既にバリュエーション上は説明不可能な高値であったため
 材料の大きさに対してオーバーシュートして下がったと見ることもできる


解説メモここまで

動画発表後のADRでは急落せずに翌朝反応するのが不思議
一夜明けたらPVの興奮が冷めた?

個人的には
・PS4/XBoxOne/PCマルチの他社タイトルが移植可能か?(デチューンしてもOK)
・移植したタイトルをSwitchユーザーが購入してくれるか?
がすべてだと思う
ここをクリアできなければ据え置き機としての成功は無い
早い段階でマルチのAAAタイトルが発売され、相応の売り上げを得られるかが分水嶺となる

2016年10月15日土曜日

ポケモンGOバージョン0.41.2(1.11.2)におけるGOPlusの挙動

以下、表題の件についてのメモ

バージョンアップ前より明らかに取りこぼしが減っている

Plus使いがあまりに有利では?とちょっと心配になるくらい

ポケモンGOPlus使用時のシーケンス:
 ポケモン(ポケストップ)サーチ→発見→プラスに通知→(Plusのボタンが押される)→捕獲判定→ポケモンサーチ…

従来は捕獲から再度サーチを開始するまでに10秒程度のウェイト時間があった
バージョンアップ後はウェイトが無くなっており、即座に次のポケモンを発見するようになった

ポケモン(ポケストップ)乱獲の効率が実用レベルに上がった
ボタンを押す頻度があまりに高いため、押しっぱなし運用以外で使う気が無くなるレベル

2016年9月30日金曜日

気になった電子パーツ新製品のメモ

・FTDI USBシリアル変換アダプター Rev.2(スイッチサイエンス)
・FT-232RQ USBシリアル変換モジュール(秋月電子)

DIPスイッチよりジャンパの方が使いやすくはある
後出しでより良いものを出してくるいつもの秋月商法

USB-シリアル変換モジュール2種
価格帯、ピン配置ともにほぼ同じ
(※マイコン書き込み等で用いる場合はRTSとDTRはほぼ同義)

5.0V→3.3V切り替え時にVCCの挙動が異なることに注意
(スイッチサイエンスのは3.3V50mA出力、秋月のは5.0Vから変化しない)

従来品よりも安くなっており、RTS(DTR)ピンも省略されていないのでおススメ
基板の幅がより小さいので秋月の方がおススメ
(ブレッドボードで使う際に干渉しない)


・4.3インチ TFTカラー液晶モニター NTSCビデオ信号入力(秋月電子)
一度検品されるだけで大分安心できる
Amazonでよく売られている小型のオンダッシュモニタ
IchigoJamなど低解像度コンポジット出力のあるマイコン用か
ノーブランド品に比べると高いが不良品を掴まされるよりはずっといい


相変わらずのネーミングセンス
ArduinoUnoのIOポートを2分岐させるだけのミニ基板
小さなプロダクトではブレッドボードが不要になるかも
外側タイプの翼と内側タイプの翼がある



2016年9月24日土曜日

電子工作的アプローチによるポケモンGoBOTの作成

まえがき:

スマホ用アプリはリエンジニアリングが容易であるため、BOTはシミュレータを使用するかアプリを改造するのが定石である
ここでは実用度から目を背けつつ、実機を外部から操作する方法でポケモンGo用BOTの作成を行う

GoPlusが入手できないのが一番のハードルか
注意点:

作成コストが高く低性能なので期待しないこと
BAN回避の施策もない
BOTに使用するポケモンGoPlusの仕様上一時間以上の連続稼働が不可能(一時間おきに再接続が必要)


作成ルールと方針:

・正規のポケモンGoアプリをそのまま用いる
・root化しない
・外部アプリを用いない
・電波法を遵守(無線機器の分解、改造は行わない)


システム概要:

システムは以下3つのユニットとクライアント(iPodTouch)から構成される

・位置偽装ユニット
 複数のESP-WROOM-02と制御用Arduinoから構成されるユニット
 任意地点の無線アクセスポイント(以下、APと表記)の再現(偽装)を行う
 (※作例ではArduinoの代わりにノートPC/USBシリアル変換を使用)

・GoPlus連打ユニット
 ポケモンGoPlusとサーボモータ、制御用Arduinoから構成されるユニット
 GoPlusのボタンを定期的に押すだけ

 2016/10/02追記:iOSではボタン押し下げ固定でもOKの模様

・iPod昇降ユニット
 サーボモータと制御用Arduinoから構成されるユニット
 台の上に置かれたiPodTouchを上下に揺らすだけ(揺らす意味は後述)

・クライアント(iPodTouch)
 実際にポケモンGoアプリが動作するクライアント
 GPSが搭載されていると偽装に都合が悪いのでiPhoneは使えない

※説明の便宜上制御用Arduinoがユニット毎に存在するが、それぞれの制御は簡単なので一つのArduionにまとめても良い

位置偽装ユニット(左下)と連打ユニット(右上)
昇降ユニット:100均のスマホ置台を流用

システム動作概要:

位置偽装ユニットは任意地点の無線アクセスポイント環境を再現(偽装)する
クライアントはWifiで測位を行うため、位置情報を誤認してしまう
(クライアントがLTE通信機能なし、GPS非搭載であることが大前提)
偽装地点を一定間隔で変更することで、偽装先での移動が再現できる
外部機器を用いた位置偽装を参照

GoPlus連打ユニットは一定周期でGoPlusのボタンを押し続ける
上記偽装移動によってポケストップやポケモンを検知した場合はそれぞれのゲットが可能
(ボタンの空押しペナルティが無いため、連打で問題無い)

iPod昇降ユニットは一定周期でiPodの置き台を上下に揺らし続ける
iOSではジャイロセンサ(もしくは加速度センサ)を再測位トリガーに用いている
置き台の上に置いたiPodTouchを揺らすことで再測位を誘発する

以上のユニット動作によりクライアントは移動を誤認し、GoPlusの連打によってゲームを自動進行できる


動作例:

以下は動作の様子
偶然卵の孵化と速度制限オーバーが発生したがどちらもBOTの動作を妨げない
(GoPlusで操作しているため)