10/20 23:00にNintendoNXことNintendoSwitchが発表された
任天堂の株価は発表告知後の10/20に急騰、発表された10/21は急落という極端な動きを見せた
以下はその後付け解説メモ
週足データ:発表の予告があった10/20 9:30に急騰している |
・10/20急騰の材料
◎発売延期の懸念が後退したこと
→これまで『NX』という開発コード以外一切発表が無かったため
年度内の発売は無理では?という声が大きかった
発売延期による今期の下方修正が回避できた
・10/21急落の材料
○ほぼリークどおりであったこと
→夏ごろにリークされた内容がほぼ的中していたため驚きが小さかった
また、残りのリーク内容があまりポジティブなものではないため(価格など)
○Tegraが採用されたこと
→TegraはNVIDIAがゲーム向けを狙って展開したものの失敗したモバイル用SoC
普及に失敗したというネガティブなイメージが強い
他社の採用事例が少ない(というかほぼ無い)のも不安材料
○思いのほか携帯機寄りであったこと
→PVの内容、SoCや残りのリーク内容からすると
『持ち出せる据え置き機』というよりは『テレビに繋げる(高性能)携帯機』が実像に近い
スペックやアーキテクチャの差分がマルチ展開の弊害となる恐れがある
○3DSとの住み分けが不明瞭であること
→自社の携帯機とどう住み分けるのかが不明瞭
現時点ではラインを統合する気もないとのこと
自社で需要を食い合う恐れがある
○スマホゲーム期待で株価が上がりすぎていたこと
→既にバリュエーション上は説明不可能な高値であったため
材料の大きさに対してオーバーシュートして下がったと見ることもできる
解説メモここまで
動画発表後のADRでは急落せずに翌朝反応するのが不思議
一夜明けたらPVの興奮が冷めた?
個人的には
・PS4/XBoxOne/PCマルチの他社タイトルが移植可能か?(デチューンしてもOK)
・移植したタイトルをSwitchユーザーが購入してくれるか?
がすべてだと思う
ここをクリアできなければ据え置き機としての成功は無い
早い段階でマルチのAAAタイトルが発売され、相応の売り上げを得られるかが分水嶺となる
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