・沢山のポートが占有される
・データが大きい
・ストレージが必要
・画処理が重い
etc
ならばシャッタートリガーのみマイコンで制御を行い、その他はすべて外部機器に任せてしまえばよい
以下、スマホのイヤホンコントロールを用いて、スマホのカメラに対してシャッタートリガーを指示する方法のメモ
前提情報:
スマホのイヤホンは4極になっており、それぞれの信号線は
・L
・R
・GND
・マイク
となっている
イヤホンには再生/停止/音量のコントロールボタンがあり、これらを押すとGND-マイクの抵抗値が変化する
スマホ側はこの抵抗値をウォッチすることで入力検知を行っている
4極タイププラグ/GNDとマイク間の抵抗値変化がコントロールになる |
スマホのデジカメアプリではこのコントロールボタンをシャッターとして使用可能である
(音量+のボタンを割り当てているスマホが多い)
(トルカ棒、セルフィーなどで有線シャッターボタンが付いているものはこの機能を用いている)
例:viewing(ビューイング) 自撮り棒
amazonより/有線プラグのあるタイプ |
このボタンをリレーに置換してやればマイコンのGPIOポートからコントロールすることが可能
必要なもの:
・市販のシャッターケーブル
→100均で『リモートシャッター』等の名前で売っている
(※やる気があるならば、4極プラグ+ケーブル+240Ω?抵抗+タクトスイッチで自作できる)
・光学リレー(フォトカプラ)IC
・適当な抵抗(リレー用/リレーで指定された大きさの抵抗を使うこと)
・適当なマイコン(GPIOポートが使えればなんでもよい)
ダイソーで購入したシャッターケーブル |
中身はこんな感じ |
作成方法:
シャッターケーブルを分解し、ボタンの両端から信号線を引っ張りだす
この信号線をリレーの両端に接続する
マイコンのGPIOポートとリレーICの入力ポートを抵抗を挟んで接続する
(※リレー内部のLEDに直結するため、抵抗が無いとLEDが破損する)
特に接着していないのでカッターをねじ込めば簡単に外れる |
タクトスイッチがあるだけ/抵抗は背面にマウント |
使用方法:
スマホを起動してデジカメアプリを立ち上げる
作成したケーブルのオーディオプラグをスマホに挿す
マイコンのGPIOポートをHにするとデジカメアプリが撮影を行う
(※スマホによっては対応していない/設定が必要な場合がある)
発展系:
極性のあるトリガーならば何でもよいので、実はマイコンもいらない
人感センサ、ドアセンサなどH出力が出されるものをリレーに接続すれば
センサの検知トリガーで撮影ができる
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