モバイル電源の使用にはESP系チップの高い消費電流がネックとなる
定格とは別に位置偽装装置システムにおける実消費電流を調査する
ESP8266の動作と消費電流
パワーオン時に200~300mAのピークがあると言われているいったん起動してしまえばデータシートどおりの動作をする
起動時に電源の電流容量が不足すれば電圧降下によって起動できないケースがでてくる
自己復旧できないのでこれは問題
測定対象システムの概要
位置偽装ユニットESP8266を6基、RN-41-SMを1基使用
ESP8266はwifiサーバとして動作し、30秒おきに設定が変更されリスタート
RN-41は30秒おきに接続先からマクロを受け取る
実測定結果(起動時)
5回測定のピーク電流が1200mA弱300mA×6を覚悟していたが実動作上はタイミングが重複するわけではない模様
(元からサーバをbeginするタイミングはズラしている/効いているかは不明)
測定モレするようなスパイク状のピークがあった場合は見逃してしまうので注意
電源端子のあたりで測定 |
測定例 |
測定結果(動作中)
動作を10分継続した場合のピーク電流は600mA弱定常電流との振れ幅は100mA未満
こちらは想定よりも高め
考察
起動時のピーク電流さえやり過ごせば1Aもあれば良い・ESP8266を二群に分けてディレイ電源供給
→ピーク電流は900mA程度?
・ESP8266をリレー形式で1つずつディレイ電源供給
→ピーク電流は700mA程度?
剛腕戦略をとるならば2Aのモバイル電源を用意すればいい
消費電力は定常電流に3.0Vをかければいいので定常ピークで考えても1800mW程度
モバイル運用しても問題ない程度の消費電力と言える
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