動機は電流測定無しでESP8266系チップを弄るのに限界を感じたため
INA219ブレイクアウトボード
今回はAdafruit製のブレイクアウトボードを使用測定した電流をI2C経由で読み取り可能
(同様の模造品が沢山あり、そちらでも問題無いハズ)
電流測定したい箇所にVin+とVin-を使って挟み込む(GND側がVin-)
電圧も測定したければ測定対象と更にGNDを接続する
困ったらAdafruit |
M5Stack
ディスプレイがあり、microSDカードが読み書きできるため使用(ただし今回はまだSDカード出力は実装していない)
GPIO21(SDA)、GPIO22(SDL)を用いればI2Cライブラリを使用可能
(SDA、SDLポートが別途あるが、内部で結線されている)
作成方法(配線)
M5Stackの上部端子(メス/2.54mmピッチ)に・GND
・3V
・GPIO21(SDA)
・GPIO22(SDL)
が並んでいるのでこれをINA219に結線すればよい
INA219の各端子に2.54mmピッチのピンを立てる
都合の悪いことにSDAとSDLの位置が逆
今回は極細配線で強引にクロス接続した
(本当は中継基板を作ってそこでクロスさせた方が楽で賢い)
Vin+とVin-にアクセスしやすいように端子台とメス端子をハンダ付けして終了
INA219(4ピンオス)を上部端子(8ピンメス)に挿して運用すると事故原因になる
このためダミー4ピンオスを追加して8ピンオスとしている
(ダミーは結線せず、根本で切断)
結線:SDAとSDLのクロスが強引 |
結線:SDAとSDLをこね回した結果のコゲが痛ましい |
作成方法(プログラミング)
INA219ブレイクアウトボードはArduino用ライブラリが存在(Adafruit_INA219.h)
機種依存が無いためM5Stackでもそのまま流用できる
Adafruit社ページからDLしてArduinoライブラリにインポート
(あるいは『ライブラリ管理』から『INA219』で絞り込んで導入)
M5Stackの画面表示はサンプルスケッチ参照のこと
SDカードに吐き出す部分を作ればロガーになるがひとまず測定のみ実装
ピーク電流を比較・更新する以外はAPIの結果をそのまま表示しているだけ
測定回路のGNDをM5StackのGNDに接続する必要あり/写真の使い方では電圧測定値は無効 |
マルチメータで確認 |
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