2018年5月6日日曜日

M5StackのGPSで手間取ったメモ

M5Stack
http://www.m5stack.com/

ESP32 + ディスプレイ + microSDスロット + αのプラットホーム
ArduinoのShieldのようにモジュールをスタックすることができる

GPSモジュールを使ったのだがいろいろハマってしまったのでメモを残す
画像はスイッチサイエンスより

症状:正しい測位ができない

シリアル経由でGPSモジュールから位置情報が送られてくるのだが数値はほぼ0
位置情報のフォーマット自体は守られているので位置データだけがおかしい
外部アンテナを接続しても症状は変わらず


原因1:最初の測位には時間がかかるため

GPSモジュールの最初の測位には時間がかかる
即位してから数分は正常な値が返されない
電源を投入して数分放置すると正常な値を返してくる
(レスポンスが遅いわけではない/数分間の間は異常な値を返し続ける)
EEPROMなどに前回の測位を記憶しておくことで短縮が可能
(このモジュールには記憶領域は無いため、M5Stack側でケアする前提)


原因2:外部アンテナは必須

このGPSモジュール内の基板にはパターンを含むアンテナが存在しない
外部アンテナを付けることが前提の設計
外部アンテナが接続されていない限りはどれだけ放置してもダメ


どちらもこの手のGPSモジュールでは当然のことらしい
ポケットから取り出して電源ON→即測位…みたいな使い方を期待していたがダメっぽい

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