以下はその覚書
Set.2で起きた事件
Set.2ブースターで完全な壊れカード(4種)が追加された
あまりに強力過ぎたため使用率は7~8割
ゲームバランスが完全に崩壊した
壊れカード『パルマスの宣教師』
以下が壊れカード4種
解説は後で
・アルージアの盲信者
宣教師唯一の『魔道攻撃』クリーチャー/最初に召喚するのが定石 |
2マス2点攻撃は使い勝手が良い/水宣教師で削って木宣教師でトラッシュするお約束 |
やや使いづらい2マス貫通1点攻撃 |
唯一の1マス攻撃/『マナ奪い』に『マナ破壊』を重ねるのは完全にどうかしている |
宣教師の何が強い?
攻撃力、生命力などは4マナクリーチャーとしては凡庸
問題は『マナ奪い』と『招集』能力
テキストは画像を参照
・『マナ奪い』
特定属性の敵クリーチャーがトラッシュした場合にトラッシュボーナスを奪う
正直これだけでも強い
召喚された時点で全力で除去する必要がある
・『招集』
特定の味方『宣教師』の召喚コストを-2する
召喚順が嚙み合えば4マナクリーチャーを2マナで召喚できる
デッキに入れる枚数が多いほど有利であるため必然的に全力挿しになる
全力で除去しなければいけないクリーチャーが毎ターン召喚される、ということ
通常のデッキでは除去が全く間に合わずワンサイドゲームで終わってしまう
個別の能力(『威圧』『手札破壊』『畏怖』『マナ破壊』)も無視できない
宣教師デッキレシピ
4種のパルマスの宣教師を3枚挿し
好きな『勇者』
好きな『叛逆者』
好きなマナスペル3種
『鋼鉄の光』
『機巧戦艦』
ここまではほぼ確定
のこり11枚はお好きに
(※Set.2当時のルール準拠)
基本的にパルマスの宣教師を全力挿しするだけで成立する
手札事故回避のためにドロースペルを入れる人が多かった
対戦相手もほぼ宣教師デッキなので『機巧武官』などの火力も必要
その後の顛末
デッキの多様性が失われるという致命的なバランス崩壊は明白であった
2か月後にルール改正が行われた
・デッキに入れられる宣教師は合計5枚までに
・『手札破壊』『マナ破壊』の発動は相手生産フェイズに
(・強力過ぎた『機巧戦艦』の『迎撃』『結界』も同時に修正)
・『手札破壊』『マナ破壊』の発動は相手生産フェイズに
(・強力過ぎた『機巧戦艦』の『迎撃』『結界』も同時に修正)
(Set.2ブースター発売2008年3月27日/同年5月29日ルール改正)
宣教師デッキの性能は半減しデッキの多様性は取り戻された
パルマスは2度吠える |
その後Set.3で宣教師デッキが再ブームになるという大オチが待っているのだが
ここでは省略する
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