以下は表題の内容についてのメモ
本体破損の危険もあるので自己責任で
エネループと一緒にケースに収めた作例/3.0Vレギュレータが手元になかったので3.3Vで代用 |
概要:
アダプタを作成してCR2032電池の代わりにポケモンGOPlusにセットし、電源端子の配線を外に引き出す
この配線に対してエネループの出力を3.0V変換して接続する
以上の工作でエネループを用いてポケモンGOPlusを動作させることが可能になる
配線が外に出て取り回しが悪くなるため、ボタン押しっぱなし運用が前提になる
用意するもの:
・CR2032電池と同サイズの円盤(絶縁体)
→アダプタの基材となる
直径20mm、厚さ3.2mm程度の円盤ならば何でもよい
適当なものが無ければ厚紙をくり抜いて貼り合わせればよい
作例では東急ハンズで見つけた20φ3Tのアクリル円盤を使用
・銅箔テープ
→導電素材のテープならば何でもよい
表面加工がしてある場合があるため、かならず表面の導電性を確かめること
表面加工がしてある場合があるため、かならず表面の導電性を確かめること
画像の円盤は東急ハンズで入手/アクリル製 |
・線材
→抜き差しを考えてコネクタ付きのものが良い
・電池ボックス
→ここでは単四電池3本用のものを使用
電池やバッテリーは3.0V変換できる範囲ならなんでもよい
・3.0Vレギュレータ(および変換に必要な素子)
→3.0V変換に使用
変換回路については割愛
適当にググろう
作成方法:
・ポケモンGOプラスの電池金具の位置を確認する
基材の円盤に金具に対応する箇所へ銅箔テープを貼る
(+極側に1枚、-極側に1枚貼る)
(+極側に1枚、-極側に1枚貼る)
底面に見えている金具は-極、左上奥に隠れているのが+極 |
・+極と-極に貼った銅箔テープに対して線材をはんだ付けする
基材が熱に弱い場合は貼る前にはんだ付けすること
(注:画像の作例では-極に赤い線材が使われているので間違えないこと)
表面/-極のテープを折り返して表面ではんだ付けしている |
裏面/+極の金具は側面に、-極の金具は裏面に当たる |
・アダプタをポケモンGOPlus本体にセットする
電池を適宜変換してアダプタに給電する
(変換回路については割愛)
アダプタをセットした様子/本体に干渉しない箇所に線材を付けること |
作例/左上は3.0V変換回路/GOプラスの高さを調整してケースのフタでボタンを押している |
TIPSなど:
・本体に不可逆な改造をしないのがミソ
飽きたらいつでも元の状態に戻すことができる
・ポケモンGOPlusに使われているIC(smartBond DA14580)を考えると3.3Vでも動作する
作例では3.3Vで実際に動作しているが振動がめちゃくちゃ激しくてウザい
また、3.0V以下でも動くかも
飽きたらいつでも元の状態に戻すことができる
・ポケモンGOPlusに使われているIC(smartBond DA14580)を考えると3.3Vでも動作する
作例では3.3Vで実際に動作しているが振動がめちゃくちゃ激しくてウザい
また、3.0V以下でも動くかも
・作例のアクリル円盤は熱に強いので手早くはんだ付けすれば余裕
・バッテリーや電池はなんでもよいが、変換時のロスや発熱を考えると3.0Vに近い方が良い
→追記と訂正:レギュレータの定格電圧が考慮されていなかった
作例では使用したレギュレータの定格(4V)を下回っているため、本来の出力は保証されない
降下した電圧がたまたま許容範囲だった
3.0Vに近い方が良い、のは正しいが使用するレギュレータの定格以上であること
・アルカリ電池2本で3.0Vを作らなかったのは消耗時の電圧降下特性が急激なため
(1.5V出力されるのは初期のごく僅かな時間)
2016/11/14追記:
続きのメモ『続:ポケモンGOPlusをエネループで動かす他』を追加
→追記と訂正:レギュレータの定格電圧が考慮されていなかった
作例では使用したレギュレータの定格(4V)を下回っているため、本来の出力は保証されない
降下した電圧がたまたま許容範囲だった
3.0Vに近い方が良い、のは正しいが使用するレギュレータの定格以上であること
・アルカリ電池2本で3.0Vを作らなかったのは消耗時の電圧降下特性が急激なため
(1.5V出力されるのは初期のごく僅かな時間)
2016/11/14追記:
続きのメモ『続:ポケモンGOPlusをエネループで動かす他』を追加
もうコイン電池とはオサラバ |