2016年10月31日月曜日

ポケモンGOPlusをエネループで動かす

以下は表題の内容についてのメモ
本体破損の危険もあるので自己責任で

エネループと一緒にケースに収めた作例/3.0Vレギュレータが手元になかったので3.3Vで代用

概要:
アダプタを作成してCR2032電池の代わりにポケモンGOPlusにセットし、電源端子の配線を外に引き出す
この配線に対してエネループの出力を3.0V変換して接続する
 
以上の工作でエネループを用いてポケモンGOPlusを動作させることが可能になる
配線が外に出て取り回しが悪くなるため、ボタン押しっぱなし運用が前提になる

用意するもの:
・CR2032電池と同サイズの円盤(絶縁体)
→アダプタの基材となる
直径20mm、厚さ3.2mm程度の円盤ならば何でもよい
適当なものが無ければ厚紙をくり抜いて貼り合わせればよい
作例では東急ハンズで見つけた20φ3Tのアクリル円盤を使用

・銅箔テープ
→導電素材のテープならば何でもよい
表面加工がしてある場合があるため、かならず表面の導電性を確かめること

画像の円盤は東急ハンズで入手/アクリル製
・線材
→抜き差しを考えてコネクタ付きのものが良い

・電池ボックス
→ここでは単四電池3本用のものを使用
電池やバッテリーは3.0V変換できる範囲ならなんでもよい

・3.0Vレギュレータ(および変換に必要な素子)
→3.0V変換に使用
変換回路については割愛
適当にググろう


作成方法:
・ポケモンGOプラスの電池金具の位置を確認する
基材の円盤に金具に対応する箇所へ銅箔テープを貼る
(+極側に1枚、-極側に1枚貼る)

底面に見えている金具は-極、左上奥に隠れているのが+極
・+極と-極に貼った銅箔テープに対して線材をはんだ付けする
基材が熱に弱い場合は貼る前にはんだ付けすること
(注:画像の作例では-極に赤い線材が使われているので間違えないこと)

表面/-極のテープを折り返して表面ではんだ付けしている

裏面/+極の金具は側面に、-極の金具は裏面に当たる
・アダプタをポケモンGOPlus本体にセットする
電池を適宜変換してアダプタに給電する
(変換回路については割愛)

アダプタをセットした様子/本体に干渉しない箇所に線材を付けること
作例/左上は3.0V変換回路/GOプラスの高さを調整してケースのフタでボタンを押している
TIPSなど:
・本体に不可逆な改造をしないのがミソ
 飽きたらいつでも元の状態に戻すことができる
・ポケモンGOPlusに使われているIC(smartBond DA14580)を考えると3.3Vでも動作する
 作例では3.3Vで実際に動作しているが振動がめちゃくちゃ激しくてウザい
 また、3.0V以下でも動くかも
・作例のアクリル円盤は熱に強いので手早くはんだ付けすれば余裕
・バッテリーや電池はなんでもよいが、変換時のロスや発熱を考えると3.0Vに近い方が良い
→追記と訂正:レギュレータの定格電圧が考慮されていなかった
 作例では使用したレギュレータの定格(4V)を下回っているため、本来の出力は保証されない
 降下した電圧がたまたま許容範囲だった
 3.0Vに近い方が良い、のは正しいが使用するレギュレータの定格以上であること
・アルカリ電池2本で3.0Vを作らなかったのは消耗時の電圧降下特性が急激なため
 (1.5V出力されるのは初期のごく僅かな時間)

2016/11/14追記:
続きのメモ『続:ポケモンGOPlusをエネループで動かす他』を追加

2016/12/19追記:
続きのメモ『ポケモンGOPlusをエネループで動かす:実用編』を追加
もうコイン電池とはオサラバ



2016年10月23日日曜日

Nintendo Switch(NX)発表と株価の変動についてのメモ

10/20 23:00にNintendoNXことNintendoSwitchが発表された
任天堂の株価は発表告知後の10/20に急騰、発表された10/21は急落という極端な動きを見せた
以下はその後付け解説メモ

週足データ:発表の予告があった10/20 9:30に急騰している

・10/20急騰の材料
◎発売延期の懸念が後退したこと
 →これまで『NX』という開発コード以外一切発表が無かったため
  年度内の発売は無理では?という声が大きかった
  発売延期による今期の下方修正が回避できた


・10/21急落の材料
○ほぼリークどおりであったこと
 →夏ごろにリークされた内容がほぼ的中していたため驚きが小さかった
 また、残りのリーク内容があまりポジティブなものではないため(価格など)

○Tegraが採用されたこと
 →TegraはNVIDIAがゲーム向けを狙って展開したものの失敗したモバイル用SoC
  普及に失敗したというネガティブなイメージが強い
  他社の採用事例が少ない(というかほぼ無い)のも不安材料

○思いのほか携帯機寄りであったこと
 →PVの内容、SoCや残りのリーク内容からすると
 『持ち出せる据え置き機』というよりは『テレビに繋げる(高性能)携帯機』が実像に近い
 スペックやアーキテクチャの差分がマルチ展開の弊害となる恐れがある

○3DSとの住み分けが不明瞭であること
 →自社の携帯機とどう住み分けるのかが不明瞭
 現時点ではラインを統合する気もないとのこと
 自社で需要を食い合う恐れがある

○スマホゲーム期待で株価が上がりすぎていたこと
 →既にバリュエーション上は説明不可能な高値であったため
 材料の大きさに対してオーバーシュートして下がったと見ることもできる


解説メモここまで

動画発表後のADRでは急落せずに翌朝反応するのが不思議
一夜明けたらPVの興奮が冷めた?

個人的には
・PS4/XBoxOne/PCマルチの他社タイトルが移植可能か?(デチューンしてもOK)
・移植したタイトルをSwitchユーザーが購入してくれるか?
がすべてだと思う
ここをクリアできなければ据え置き機としての成功は無い
早い段階でマルチのAAAタイトルが発売され、相応の売り上げを得られるかが分水嶺となる

2016年10月15日土曜日

ポケモンGOバージョン0.41.2(1.11.2)におけるGOPlusの挙動

以下、表題の件についてのメモ

バージョンアップ前より明らかに取りこぼしが減っている

Plus使いがあまりに有利では?とちょっと心配になるくらい

ポケモンGOPlus使用時のシーケンス:
 ポケモン(ポケストップ)サーチ→発見→プラスに通知→(Plusのボタンが押される)→捕獲判定→ポケモンサーチ…

従来は捕獲から再度サーチを開始するまでに10秒程度のウェイト時間があった
バージョンアップ後はウェイトが無くなっており、即座に次のポケモンを発見するようになった

ポケモン(ポケストップ)乱獲の効率が実用レベルに上がった
ボタンを押す頻度があまりに高いため、押しっぱなし運用以外で使う気が無くなるレベル