2016年3月23日水曜日

WiiU年内生産終了報道のメモ

任天堂、主力機「Wii U」生産終了 年内にも

日経の文字が目に飛び込んだ時点で『飛ばしか!?』と条件反射しそうになるが
中身はわりと順当な記事だった

以下は関係記事のメモと妄想

誤報?それともサヨナラ?

関連記事と妄想:

 ・WiiUのCPUとGPUはeDRAMと共にワンチップになっている(以下WiiUチップと表記)

  WiiU 
  Espresso

 ・このワンチップモジュール化をおこなっていたのはルネサス鶴岡工場

 ・ルネサスが業績不振で鶴岡工場の閉鎖を決定(2013年)

  鶴岡工場閉鎖で任天堂苦悩 Wii Uの未来に再び暗雲

  →この時点では 
   鶴岡以外ではWiiUチップの加工は困難であるため
   もし供給が止まるならWiiU側のモデルチェンジで対応するのでは?という予想が多かった

 ・ソニーがイメージセンサ用の工場として鶴岡工場を買収(2014年)

  ルネサスの工場再編にメド、鶴岡工場をソニーに売却

  >ルネサスでは、現在、鶴岡工場で製造しているシステムLSIについては
  >譲渡後も2015年10月~2016年3月までソニー側に生産を委託すると同時に
  >12インチウエハー製造ラインを持つ那珂工場(茨城県ひたちなか市)
  >へ生産を移管、または、生産終了を行うとしている。

  この買収でやや状況が変わる
  記事によればWiiUチップの扱いは
   
   1.鶴岡で委託生産(期限付き)
   2.那珂工場へ移管
   3.生産終了

  のどれかなのだがこれまでに大本営発表は無かった

  2.ならば問題無いのだが、不採算故の閉鎖を考えると
  原因の一つ(といわれている)WiiUチップが移管されるストーリーはやや厳しい

  3.ならば現在までに大量のチップをストックしていることになり
  すでに決算で観測されている(ハズ)

  すると消去法で1.となる
  2016年3月という委託期限が今回の記事のフックとも思える
  (考えすぎか?)

ソニーに生産委託されていると仮定して、2016年3月以降の任天堂の選択肢としては

 1.WiiUをモデルチェンジしてワンチップモジュール自体を使わない
 2.ソニー(ルネサス?)に頼んで他所に生産移管をしてもらう
 3.2016年3月までに大量に買い付けて数年分ストックしておく
 4.調達を諦めて手持ちの部材を使い切ったらWiiUを生産終了にする

の4択しかない

1~3は相当の出費が必要となるので、今期の黒字は絶対厳守の任天堂が4を選んでも驚かない

今現在のWiiUは即ロスカットが必要なほど不調か?と考えるとNoだが
あと2年もすれば終息するであろうWiiUのために今から大きい投資をするか?と考えると悩むところ

年明けから続く謎の品薄も手持ちの部材と相談しての出荷調整とすれば説明がつく
今年の11月で発売から丸4年になるので、丸5年で終息したGCを考えれば一応の面目は立つ


妄想ここまで
WiiU互換の新ハードがスパッと出れば丸く解決するのだが

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