2020年3月13日金曜日

Fake Wifi-GeoLocation for M5Atom x6概要

M5Stack ATOM LITE(以下M5Atom)を使ったWifi位置偽装装置を作った


ざっくり概要:

・6台のM5Atom(APモード)とM5StickCを片方向シリアル接続
 M5SticKCから6台のM5Atomへ片方向通信が可能
 各M5AtomへMACアドレス変更命令を出す

・Wifi位置偽装の理屈
 MACアドレスを詐称した複数のWifiアクセスポイント(AP)を立てる
 Wifiによる位置測定では周囲のWifiAPのユニークIDとしてMACアドレスを使う
 特定位置にあるWifiAP群のMACアドレスを再現すれば位置偽装ができる
 当然ながら位置測定にGPSを併用する場合には無力
 (動画で使っている端末はiPodTouch/こけおどし的デモ)

配線の様子:L字のロングピンが無かったので手曲げで作った

テクニカルな話:

・背面電源供給時の発熱が凄い
 5V≒VCC端子という想定で回路を組んだが発熱が凄い
 単体へのUSB給電と明らかな差がある
 仕様を問い合わせた方がいいかもしれない

・ESP8266とMACアドレス変更関数が異なる
 ESP8266でのwifi_set_macaddr()にあたる関数はesp_wifi_set_mac()

・動画のUSB給電は定格電流を加味していないので注意
 試しに動作させたら動いただけ
 USB給電→背面5Vピンの定格電流は不明
 一応動作しているものの何の保証もない

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