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2015年7月16日木曜日

ArduinoプロジェクトとWindowsアプリケーションの連動:接続方法

ArduinoプロジェクトとPCのWindowsアプリケーションの連動を考える


まずArduino―PC間の接続方法について


ケース1.Arduino内蔵USB-シリアル変換を使用する
 USB-シリアル変換を持つArduinoならば一番簡単な方法
 USBケーブルが給電と通信ケーブルを兼ねるためスマートに接続できる
 
 
ケース2.外付けUSB-シリアル変換を使用する
 USB-シリアル変換を持たないArduinoやAVR単体動作時はこちら
 FTDIのICを使っていて5V/3.3V切り替えスイッチのあるもの、DTRピンがあるものがおススメ
 例:FTDI USBシリアル変換アダプター  
 (AVRへのシリアル書き込みが可能であるため)

 ArduinoのTX/RXと信号レベルを合わせること
 USB-RS232C変換機と絶対に間違えないこと
 (RS-232Cの信号はMAX15V程度なので簡単に破損する)



ケース3.Bluetoothブリッジを使用する
 市販のブリッジICを用いる
 Bluetoothのコネクション確立後はシリアルポートとして扱うことができる


ケース4.SDカードを使用する
 データの交換のみならば直接接続する必要は無い
 ArduinoからのSDカードへのデータ書き込みは容易(ピンを4つ使うのみ)
 市販のSDカードシールドを用いるとさらに楽


ケース5.無線サーバ機能付きSDカードを使用する
 FlashAir など、デジカメ用の無線サーバ機能付きSDカードを使う
 Arduinoからは通常のSDカードに見える
 PC側からは無線サーバに見えるのでArduinoが書き込んだファイルへのアクセスが可能

東芝FlashAir/バージョンが複数あるので注意

直接通信する場合は全部シリアル通信でOKということがわかる

2015年5月19日火曜日

Arduinoシリアル出力について

・シリアル入出力について
 Arduinoのシリアル入出力は内部で二分岐され
  ・TX/RXピン
  ・内部のUSB-シリアル変換機(Atmega16U2)
 に接続される

 排他処理はされておらず単純な二分岐
 ArduinoIDEでUSB経由のファームアップ時、TX/RXを接続しているとエラーが起こる場合がある
 一時的にTX/RXの接続を切ること


・RS-232C接続について
 TX/RXに市販のレベルコンバータを用いればOK
  RS-232Cのレベルはだいたい15V程度

秋月電子のレベルコンバータAE-ADM3202/D-Sub9ピンコネクタに接続した例


・RS-232Cケーブルについて
 ストレートケーブルとクロス(リバース)ケーブルが存在するので注意
  TX/RX端子をそのまま接続するのがストレートケーブル
  TX/RX端子をクロスして接続するのがクロスケーブル
 外観ではわかり辛いので製番で検索したりテスターを使おう


・Bluetoothとの接続について
 市販のBluetoothモジュールを用いることで、シリアル入出力を簡単に無線化できる
 TX/RX端子をモジュールに接続し、SPP(シリアルポートプロトコル)変換を行う
 適宜レベル変換を入れること
 技適証明の無い海外モジュールを使うと電波法に抵触するので避けること