2018年4月6日金曜日

M5StackがAmazon取り扱い開始

スイッチサイエンス取り扱いのM5StackがAmazonで販売開始
これまではプレ値で出品されていたのでようやく普通に買えるようになった
ルックスはいいと思う

M5Stackとは

ESP32 + 3ボタン + microSDカードスロット + LCD + スピーカー + バッテリー + USBシリアル変換

公式サイト

以上の機能がコンパクトなケースにまとめられている製品
ArduinoのShieldのように亀の子構造で拡張(スタック)できるのが特徴

M5Stackの長所

・予めケースインされているところ
むき出しの基板をケースに収めるのは毎回四苦八苦させられる
ここが省略できるのは大きい

・バッテリー内蔵であること
これも敷居が高い要素
充電用のICもバッテリーも内蔵されている

M5Stackの短所

・使用済ポートが多いこと
予めマウント済のパーツが多いため相応のポートが既に使用されている
ポート数が必要なプロジェクトには不向き

・スタートアップ品質であること
樹脂筐体の抜きや部品マウントの精度は相応
購入した手元の製品では
 ・SDカードスロットがやや曲がっている
 ・裏蓋のネジ穴の位置精度が悪く、無理やり基板をネジ止めしたことでクラック発生
 ・Facesモデルのキーボードモジュールのかみ合わせが悪く隙間ができている
左端中央あたりからクラックが確認できる
内部で何かが干渉してピッタリ閉じない

注意点いろいろ

M5Stack FacesモデルにはBASIC版の裏蓋が付属していない
 キーボードを外してGRAYバージョンとして使用はできない
 別売り裏蓋も無し

・GPSモジュールには内蔵アンテナが無い
 付属の外部アンテナを使う構成

・電源投入時のノイズをスピーカーが拾うときがある(プツン音)

・寸法上I2CコネクタにUSBケーブルが誤挿入可能
 ショートの恐れがあるので注意したい

・USB接続時にパワーボタン二度押し操作ができない(再起動する)
 3ボタンのどれかからAPIの電源オフ関数を呼ぶといい

・LCDはSPI接続なので相応の反応速度